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血圧が高い

健康診断などで、血圧が高めと言われたことはありませんか。


高血圧は、ほてり、のぼせ、頭痛などの症状を起こすこともありますが、全く症状がないこともよくあります。

血圧を測って初めて高いことに気が付かれた患者さんも多いと思います。

血圧が高い状態をそのままにしておくと、全身の血管の動脈硬化を起こし、脳梗塞、心筋梗塞、腎障害などの重大な合併症を引き起こします。

高血圧が、脳梗塞や心筋梗塞の原因になることはご存知の方も多いと思いますが、腎臓病との関連は比較的知られていないかもしれません。

1年間に透析導入となる末期腎不全の患者さん約3万5000人のうち、4000人ぐらいの患者さんは高血圧が原因の腎硬化症によるものです。

高血圧はじわじわと動脈硬化を進行させ、気が付いたら透析が必要となってしまうこともある病気なのです。

高血圧から慢性腎臓病の状態になってしまっても、食事療法や合併疾患の治療、降圧療法などを組み合わせることによって腎機能障害の悪化を防ぐことが出来ます。


血圧は一日の中で変動をしていますが、安静時の血圧で収縮期血圧が140以上かつ・または拡張期血圧が90以上で高血圧の診断となります。

血圧が高ければ高いほど、様々な合併症のリスクが増しますし、高血圧に加えて高コレステロール血症や糖尿病などの合併疾患が多いと、重大な合併症を起こすと考えられています。


血圧が高くなる原因は、遺伝的要素に加えて、生活習慣が大きく影響します。

カロリーや塩分過多の食生活は、高血圧のリスクになります。外食が多いことも、高血圧のリスクとして知られています。

1グラムの塩分を摂取するとおよそ100mlの余分な水分が血液中に溜まってしまいます。

日本人は、世界的に見ても塩分摂取量の多い国民で、平均して10グラム以上の塩分を摂取していると言われており、1日の塩分摂取量は7グラム以下が推奨されています。


当院では、勉強会も開催し、血圧をどのようにコントロールしていくのか、美味しく減塩食を食べるにはどうするかなどのご相談をさせていただいております。是非一度ご相談ください。

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